【はじめに】
こんにちは、kitsuneです。私は5時台に起床する生活を1年以上続けています。
みなさんは「朝活」という言葉を聞くとどのようなイメージを持つでしょうか?
「早起きが必要」とか、「なんだか敷居が高い」とか、「良いっていうのは聞いたことがあるしわかっている」とか、「自分には向いていない」、、などでしょうか。
確かに「早起きが正義」ということはありません。一方で一度身につけると以前の生活には戻れないという声があるのも事実です。
では、どうやって本当の意味で自分に朝活が向いているのか、いないのか。確かめれば良いのでしょう。
今回は、「早起き」に対する考え方とメリット3選についてまとめました。
次回以降は「早起きがいいってよく聞くからやってみたけど、全然良くなかった」に対する解説や、「結局は早起きってしんどい、、、」そんな方に試してほしい、経験に基づく【実践法3選】
、睡眠時間が削られるのでは?などのデメリットに対する解決方法や実践方法を伝えていきたいと思います。
この記事を読むことで「朝活」に対するネガティブな意識が変わります。
「結局自分は朝型人間なのか」と疑問を持っている方の参考になれば幸いです。
尚、著書、「THE MIRACLE MORNING -人生を変えるモーニングメソッド-」を一部参考にさせていただいています。
「早起き」に対する考え方とメリット3選
「早起き」について
「朝活」、、最近よく目にしますよね。朝活は本当に「良い」のでしょうか。
結論から申し上げますと「とても良い」です。かつてないほど良いです。
しかしここはひとつ、両面性を持って冷静に考えてみたいところです。
「早起きは良いよ!」「朝の生産性は段違い!」最近多く聞きますよね。
そして、決めセリフように使われる、「成功者はみんな早起きだから!」
みなさんの耳にもこの言葉が通り抜けたことがあるのではないでしょうか?
たしかに、Appleのティム・クックCEOやドナルド・トランプ氏、スターバックス社のハワードシュルツCEOなど、早起きのメリットを仕事に活かしている成功者はたくさんいます。
しかし、逆はどうでしょう?
Facebookのマーク・ザッカーバーグCEOやAmazonのジェフ・ベゾスCEO、テスラ社のイーロン・マスクCEOにバラク・オバマ元アメリカ合衆国大統領など、以上の錚々たる方々は7時以降の起床と言われています。遅起きではないにしても早起きというわけではなさそうですね。また、「投資の神様」と呼ばれるウォーレン・バフェット氏は「早起きは苦手」と認めているそうです。
なので「早起きが良い」とは一概に言えないというのが私の考えです。
彼らに共通しているのは「いかに仕事効率を上げるか」それを思考し続けていることです。
彼らは自分自身の睡眠時間を把握し(時には睡眠のコーチを雇って)最も仕事効率が高い時間に活動しています。
お気付きの方もいるかもしれませんが、単なる早起きよりも「睡眠=休息」を重要視しているのです。
つまり、とても重要なのは「早起き」ではなくて「早起きして何をするのか」だと思います。
そしてなぜ朝の時間を選択するのか?
そこに「朝活」の本質が隠されていると思いませんか?
この目的意識を持つことで、初めて「朝活」の効果を得られます。
例えば、何も考えずに早起きをしても、だらだらと思考停止でスマフォばかりいじっているなら眠っている方が良いと思います。
「朝リラックスするためにゆっくりと半身浴をする」という目的を持って、「何もしない」という目的を持って活動するのとは雲泥の差だと考えます。
結論:「目的を持った早起きは良い」
早起きのメリット3選
ここでは、早起きが良いのは知っているであろうあなたに向けて、私なりに感じたメリットをお伝えしたいと思います。
①言い訳ができない
②誰もいない時間を過ごせる
③人との繋がりを持てる
①言い訳ができない
朝の時間は言い訳ができません。物理的にやるしかない状況をつくることが出来ます。
みなさんは自制心が強いでしょうか?
私は強くありません。とくに環境に甘えます。とにかく状況に甘えます。やらない理由を一瞬で思いつくし、集中は物音一つで散ってゆきます。
夜に活動をする場合、「今日は頑張ったから」とか「疲れているし」とか「あの人と関わる必要があって、、」などの言い訳ができます。。。
一方、朝の時間は言い訳ができません。全てその瞬間の自分の責任になってしまいます。
スヌーズボタンを押すのは「自分が今日を始めたくない」と抗っているだけだし、キチンと睡眠時間を摂っていれば疲れているわけもありません。
朝の時間は徹底的に人のせいに出来ないのです。。
だからこそ、やるしかないのです。そんな環境を創ることが出来ます。
②誰もいない時間を過ごせる
朝はあなただけの時間です。
あなたは1日どれくらい自分以外の相手のことを考えていますか?
人と直接関わる時はもちろんのこと、間接的にも「返信を返さなくちゃ」「あれを頼んでおかなくちゃ」などなど。
また、アドラー心理学で有名なアルフレッド・アドラーは「人間の悩みは、すべて対人関係の悩みである」と言いました。
悩んでいるわけではないにせよ、1日の中で「相手」のことに注意を割いている時間は膨大ですよね。
余談ですが私は人間観察が趣味なので、人と喋っていない時間さえも心の中で「なんでやねん!」とツッコむことが多々あります。そしてそこから連鎖的にベストなツッコミワードはなんだったか?
勝手に思考してしまうことが多々あります。。みなさんもこのような経験があるのではないでしょうか?
一方、朝の時間には「相手」が居ません。
人と直接的にも、間接的にも関わる必要がないですし、あなたはまだ睡眠から目覚めていない可能性も大いにあるので、関わらなくてもごく自然なのです。
つまり、正確にいうと「自分」が居ないのです。
自分だけの世界を手にできます。朝は、あなただけの時間です。
③人との繋がりを持てる
②の、誰も居ない時間を過ごせると矛盾して居ないか??と思われた方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、選択次第では人との繋がりを得られます。関わりたければ関わるし、そうでなければ一人の世界に一人でいる。朝にはその主導権があります。
私は朝のコミュニティでたくさんの素敵な方と知り合うことが出来ました。その方々の頑張りは私の意欲に繋がっています。
また、朝のジムでは爽やかな「朝マッチョ」と挨拶を交わすことで爽やかに一日を始めることが出来、1日のアドバンテージを得た感覚になります。
試合前に3得点決めているような状態でこの後の「今日」を迎えられます。
繋がりたい人と繋がれるのが朝活のメリットとも思います。
私は早起きを始める以前は出勤時間の20分前に起きる生活でした。
早起き、朝活習慣を取り入れた生活にシフトしました。
社会人になってからの簿記の資格取得と認定理学療法士の資格取得は朝活の効果だと実感しています。
【まとめ】
-早起きのメリット-
①言い訳ができない
②誰もいない時間を過ごせる
③人との繋がりを持てる
「早起きは良い」ですが「正義」ではありません。
しかし目的のある早起き=朝活には計り知れないパワーがあるのもまた事実です。
【おわりに】
もしかすると、あなたは豊富な経験をもとに顕在化された事実だけを持って価値観を構成する、合理的な方なのかもしれません。
一方で「人間は潜在能力の10%しか引き出せていない」といった説もあります。
ご自身の奥底に潜む、限りない可能性にアクセスしてみるのはいかがでしょうか??
最後まで読んでいただきありがとうございました。
ーガストロブログー